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北陸工業新聞社
2018/03/02

【福井】建築板金の技術技能をPR/板金工業組合第55回総会開く

 福井県板金工業組合(中島福則理事長)の第55回通常総代会は27日開催され、17年度事業報告・収支決算および18年度事業計画・収支予算案など計8議案を慎重審議の上、すべて原案通り了承した。福井市手寄のアオッサで。
 冒頭、中島理事長が新年度に向けた抱負をまじえ挨拶。続く表彰では勝山支部の石川政幸氏をたたえ、永年勤続優良従業員として山下優一氏(フジイ工業)と藤田清一氏(増田工業)の25年以上、岡田直大氏(福井気送)の15年以上、結城秀義氏(光建築板金)の5年以上をたたえた。
 また新規加入者では、谷内工業所(谷内雅隆代表、木田支部)と野塙工業(野塙和幸代表、春江支部)を報告した。
 来賓祝辞は、県の後藤基浩地域産業技術振興課参事(西川一誠県知事代理)、組合顧問の山本芳男県議、富山県板金工業組合の渡辺一三副理事長、県鉄鋼二次製品問屋組合の山崎正弘代表がそれぞれ組合活動の重要性を強調した。
 17年度の事業報告によると後継者難や人手不足は依然厳しく、外国人労働者の雇用が昨年から認められ推移を見守る状況。5ブロックごとメーカー各社の商品説明や講習会が行われ、熱中症対策の注意喚起も実施。福井技の祭典ではほか5つの専門工事業団体とともに建築板金の技術と技能をアピール。組合員の健康診断など福利厚生事業も継続して取り組んだ。
 18年度は総務委員会で組合員の増強を図り、指導訓練委員会では行政機関主催の各種の行事やイベントに積極参加する。経営技術研究委員会では各種調査を実施。事業委員会ではファインスチールをPR。青年部では組織強化へ全国建築板金競技大会の技能競技と建築技術の部に参加するなどを計画。総代会では全板国保総会も行い、自己改革に努め、地位の向上を図り、互いに情報交換を密に適正価格の維持を目指す等の組合スローガンを唱和して閉会した。

hokuriku