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　四街道市は１日、新年度当初予算案の概要を明らかにした。一般会計は対前年度当初比６・３％増の２６４億３０００万円。特別会計は同４・７％減の１６３億９１５０万円で、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は４２８億２１５０万円で同１・８％増となる。一般会計の普通建設事業費は91・０％増の16億９９１０万５０００円。普通建設事業費は、次期ごみ処理施設整備事業や千代田中学校校舎大規模改造工事などの事業費を予算化したことで伸び率が大きくなった。
　主要事業では、次期ごみ処理施設整備及び運営事業、３・３・１号山梨臼井線整備事業、千代田中学校大規模改造事業、庁舎等整備事業などに事業費を措置した。
　次期ごみ処理施設整備・運営事業には限度額２３４億８０７１万２０００円（２０１８〜41年度）の債務負担行為を設定したほか、整備運営事業設計施工監理委託に18〜21年度の４か年継続費１億４８４７万９０００円を設定。また、年度事業費で生活環境影響調査委託１４５９万８０００円、整備運営事業発注支援業務委託２３９４万３０００円、埋蔵文化財調査委託２７０３万６０００円、用地造成実施設計委託５６４０万９０００円の総額１億３３７７万５０００円の委託費を計上した。
　次期ごみ処理施設はＤＢＯ方式により整備。１月に一般競争入札を公告。６月11日まで入札書及び事業提案書の提出を受け付け、７月下旬に開札する。建設場所は吉岡６７７番１他地先の約５・45ha。焼却施設の規模は日量80ｔ（40ｔ×２炉）。処理方式はストーカ方式。ごみ処理施設関連事業ではほかに、ごみ処理施設周辺対策事業で用地購入費２９７０万円を予算措置した。
　千代田中学校校舎大規模改造事業には、大規模改造工事及び工事施工監理等委託に18〜19年度の２か年継続費５億８３２４万７０００円を設定した。工事は校舎２棟のうち南校舎を対象に実施。建物規模はＲＣ造３階建て延べ約３９１６�u。設計は村井建築設計事務所が担当。
　山梨臼井線整備事業には、橋梁上部工築造工事及び同工事施工監理委託に18〜19年度の２か年継続費７億２１８９万３０００円を設定した。橋梁は延長約１８６ｍ・幅員22・８ｍで、両側に歩道（３・０ｍ）が付く。上部工の形式は６径間鋼製２主鋼桁の予定。
　庁舎等整備事業では、基本設計委託２７９２万５０００円、基本設計等策定支援業務委託77万７０００円、庁舎什器等整備支援委託１０３６万円、庁舎整備発注支援業務７４９２万円など総額１億１３９８万２０００円の委託費を計上した。庁舎の基本設計はＩＮＡ新建築研究所が担当。本年10月５日までの工期で設計を進めている。
　一方、文化センター会館棟耐震補強工事等設計委託に１３９７万４０００円を措置。会館棟は本年度で耐震診断を実施した。同棟は82年２月の竣工で、建物規模がＲＣ造地下１階地上３階建て延べ約３６８５�u。耐震診断は西原建築設計事務所が担当。
　このほかでは、大日小こどもルーム建設工事３８３５万１０００円、総合公園体育館改修工事２９８７万４０００円、橋梁長寿命化対策工事１８６８万４０００円、北部学校給食共同調理場改修工事６０５６万７０００円など。