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建通新聞社四国
2018/03/02

【香川】高松市 18年度当初予算案を公表

 高松市は、対前年度当初比で6・4%減(金額で104億5000万円減)となる、一般会計総額1533億円の2018年度当初予算案を公表した。
 一般会計に占める投資的経費は、同48・7%減(金額で132億6075万円減)の139億4576万円。防災合同庁舎整備事業、栗林小校舎建設などの大型建設事業の完了に伴い大幅減となった。
 国民健康保険事業など9事業の特別会計総額は同7・1%減の1051億0379万円。下水道事業会計は同3・1%増の222億6760万円、病院事業会計は同3・9%減の164億9761万円とした。
 主な建設関係事業の内訳は次の通り。
 ▽公立保育所・幼稚園等施設整備事業―2億9999万円を計上。幼保連携型認定こども園への移行などに伴い公立保育所・幼稚園の増築や改修を行う。林地区で解体・増築工事、川島地区で埋蔵文化財調査、屋島地区で駐車場整備などを実施
 ▽放課後児童クラブ事業―8億0656万円を計上。放課後児童クラブを充実するため、現在ある96教室に加え、18年度には6教室(太田南2教室、栗林・新番丁・林・檀紙に各1教室増設)を整備予定
 ▽障害者地域生活支援推進事業―1億1749万円を計上。基幹相談支援センターとして中核拠点(福岡町)のほか、地域拠点を市内7カ所に設置
 ▽新病院整備事業(病院事業会計)―新病院(高松市立みんなの病院・9月開院予定)と塩江地区に付属医療施設を整備するため、地質調査や境界確定など
 ▽小・中学校校舎等増・改築事業―14億8732万円を計上
 ▽小・中学校トイレ整備事業―1億1680万円を計上。トイレ改修設計(小学校7校、中学校3校)、同工事(小学校6校、中学校3校)を実施
 ▽給食センター整備事業―9313万円を計上。「(仮称)新設第二学校給食センター」を整備するため用地造成工事など
 ▽高松第一高等学校校舎等改築事業―2514万円を計上し、19〜23年度までの債務負担行為として92億1744万円を設定。18年度は実施設計修正業など
 ▽卸売市場整備事業(卸売市場事業特別会計)―6465万円を計上。老朽化した青果棟の再整備を進めるため建設予定地の土木防災工事設計業務など
 ▽新県立体育館建設環境整備事業―2715万円を計上。サンポート地区に整備する県立体育館について、整備主体である県と連携して整備に関わる基礎調査を実施
 ▽屋島活性化推進事業―6億4250万円を計上し、19年度の債務負担行為として7億7353万円を設定。山上拠点施設整備に取り組むとともに、屋島ドライブウエー周辺整備(屋島ウエルカムロード、多目的広場整備など)、遍路道、利便施設(東屋、ベンチなど)の整備など
 ▽消防署所適正配置整備事業―2491万円を計上。老朽化した東消防署山田出張所を改築するため、造成工事や建設実施設計など
 ▽地域公共交通再編事業―11億8120万円を計上。琴電三条〜太田駅間の駅舎整備、栗林公園〜仏生山駅間の複線化、駅前広場整備事業を促進するとともに、地域公共交通再編実施計画などを策定
 ▽高松丸亀町商店街再開発事業―7270万円を計上。高松市大工町・磨屋町地区の再開発に関わる実施設計業務などに補助
 ▽コミュニティーセンター整備事業―4億0435万円を計上。太田・屋島コミュニティーセンターで実施設計、新規に十河・男木コミュニティーセンターで基本設計など
 ▽大島振興方策推進事業―1206万円を計上。大島港改修計画策定、同港アスファルト舗装工事および土砂浚渫工事、大島ネットワークの構築および定期定期的な情報発信など
 ▽総合センター等整備事業―1億8455万円を計上。(仮称)中部総合センターの実施設計など

提供:建通新聞社