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　県スポーツ振興課は、県有体育施設整備・改修事業について、新年度当初予算案に事業費５億1,616万1,000円を計上している（県有体育施設整備・改修事業9,274万9,000円、県有体育施設基幹設備改修事業7,225万8,000円、県有体育施設大規模改修事業３億5,115万4,000円）。このうち、大規模改修事業では、県立スケート場の冷凍機改修を行う。スケジュールによると、機器製作・現場設置工事を９月に公告し、31年８月の工期で進める。
　同改修は、既存冷凍機６台のうち、２台が経年劣化により使用不能となっていることや、使用しているフロンが平成32年で製造中止となることから、全ての冷凍機を入れ替えるもので、設計・監理業務委託に739万円、機器製作・現場設置工事に３億666万6,000円、借用冷凍機設置工事に2,430万円、冷凍機借用に1,279万8,000円を計上している。
　なお、同事業では設計・監理業務と機器製作・現場設置工事について債務負担行為を提案しており、31年度の限度額は委託料が123万3,000円、工事費が１億6,792万4,000円。
　今後は、設計・監理業務を来月に公告し、５月から７月の履行期限で実施設計を進める。借用冷凍機設置工事は５月に契約し、12月の工期で進める見通し。
　また、整備・改修事業では総合プールの井戸掘削工事費（2,009万円）、スケート場の井戸掘削工事費（3,409万円）、大館樹海ドームの発電設備点検業務委託費（1,460万円）、アリナスの自家発電用蓄電池交換費（160万円）、県立武道館の雨水排水管高圧洗浄業務委託費（80万円）、主・副電気トランス絶縁油交換業務委託費（206万円）、総合プールの排気ファン交換修繕費（150万円）、田沢湖スポーツセンターの浴槽内壁改修工事費（849万4,000円）、備品整備費（547万9,000円）、備品更新費（403万6,000円）を計上。
　基幹設備改修事業では、総合射撃場のライフル射撃場側壁改修工事費（2,829万4,000円）、樹海ドームのアリーナ照明設備修繕費（2,516万5,000円）、ボイラー水管群修繕費（1,041万1,000円）、スケート場の汚水管浄化槽交換工事費（838万8,000円）を計上している。

提供：秋田建設工業新聞社