トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(岡山)
2018/03/05

【岡山】新たに可燃ごみの広域処理施設の建設を計画 岡山市内8カ所、玉野市内8カ所の公有地が候補地

 岡山市、玉野市、久米南町の2市1町で構成するごみ処理広域化対策岡山ブロック協議会は、老朽化している岡山市岡南環境センター、玉野市東清掃センター、岡山市久米南町衛生施設組合クリーンセンターの3施設を集約して、新たに可燃ごみの広域処理施設の建設を計画している。現在のところ、面積、立地条件などから、岡山市内8カ所、玉野市内8カ所の公有地が候補地として挙がっており、6月から7月をめどに建設候補地を選定する予定。施設の必要面積は1・3f以上、施設規模は200d/日以上(100d×2炉)で検討する。施設稼働目標は2025年度。
 基本方針には、安全・安心な施設で安定的な処理が確保される施設、再生可能エネルギーを発電や余熱利用として最大限活用した施設、周辺環境と調和した施設、ライフサイクルコストが最適化できる施設などが掲げられている。事業手法は公設民営(BDO)などを検討していく見通し。なお、広域処理に伴い廃止予定の施設については、資源化施設や粗大ごみ処理施設などが隣接されていることから、効果的に収集運搬を行うための中継輸送施設や災害廃棄物の仮置き場、災害発生時の避難場所、救援物資の備蓄基地、災害廃棄物処理施設などの活用が考えられる。

「提供:建通新聞社」