トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(静岡)
2018/03/05

【静岡】静岡県浜松市 浜北斎場拡張をDBで3月にも公告

 浜松市は、浜北斎場(浜北区)の拡張再整備を計画しており、早ければ3月中に実施設計と施工を一括するDB(デザインビルド)方式で発注する。2018年度当初予算案に既存施設内火葬炉1基の増設費も含め9120万円を計上。21年4月の供用開始を目指す。
 拡張再整備は、既存施設敷地内に鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1820平方bの新たな施設を建設する計画。新施設には待合室5室と拾骨室兼告別室2室、授乳室、更衣室、トイレなどを設ける他、火葬炉5基を新たに整備する。5基のうち1基は、既存施設内に別工事で設置する予定。既存施設内に新設する火葬炉は、18年度第2四半期に責任設計施工での着工を見込む。発注方法は検討中。完成後の火葬炉数は全体で9基となる。
 この他、発電能力の高い自家発電機も設置し、非常時でも稼働できるようにする。全体の事業費は約18億円。基本設計と要求水準書作成は竹下一級建築士事務所(浜松市南区)が担当した。
 市は、15年12月に市内の斎場の再編・整備方針を見直し、廃止を検討していた浜松斎場(中区)の存続と縮小再整備を決定。市内最大規模の浜松斎場の存続が決まったため、浜北斎場と雄踏斎場(西区)の拡張計画は、規模を縮小して進めることになった。浜松斎場は、火葬炉数を既存の14基から8基に縮小再整備し、26年度の供用開始を目指す。雄踏斎場は、火葬炉数を既存の3基から7基に拡張再整備する計画だ。


提供:建通新聞社
(2018/3/5)

建通新聞社 静岡支社