トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2018/03/05

【新潟】建設候補地は現在地有利に/センター病院基本構想策定委/上越市 

 上越市は、上越市医療センター病院基本構想策定委員会(座長・畠山牧男上越市国民健康保険清里診療所所長)の第5回会議を開き、建設候補地について意見を交わした。3カ所のうち一番事業費が低く抑えられる現在地での改築がふさわしいとする意見を畠山座長が表明し、他の委員も概ね同調。第1候補として最も有利になった。
 同病院の改築に向け、候補地に挙がっているのは現在地、大和6丁目、上中田の3カ所。前回示された事業費試算によると、現在地が74億115万円(私有地を追加取得した場合は84億4315万円)と最も低く、上中田への移転では104億4234万円、大和6丁目が108億234万円と最も高くなる。必要な機能を合わせた想定延べ面積は1万9181平方メートル。
 議論では、公共の設備投資である以上、事業費を重視すべきとの意見が多数を占めたが、病院関係者からは現状のアクセスの不便さなどから移転を求める声が根強く残った。3月下旬に開く最終会議で、結論を基本構想にまとめる。

hokuriku