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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/03/02

【茨城】牛久市がひたち野うしく中に継続費/18年度当初予算案で28・6億円


 牛久市(根本洋治市長)の2018年度当初予算案がこのほど公表された。主なものでは、ひたち野うしく中学校建設事業に2カ年継続費で28億6074万3000円(18年度=8億5822万3000円、19年度=20億252万円)、牛久運動公園武道場建設事業に4億6410万5000円、クリーンセンター延命化事業に3億9491万3000円、第一幼稚園建設事業に1億8253万7000円、ひたち野リフレの空調設備更新に1億6178万4000円を計上している。(3面に主な事業)

 一般会計は277億7000万円で、前年度比8・4%の増。昨年度に引き続いて過去最高の規模となった。そのうち普通建設事業費は39億8452万1000円で、同74・5%の大幅増。これは、ひたち野うしく中や牛久運動公園武道館の建設事業などが要因。
 予算案を審議する議会の日程は3月2〜26日。
 まず学校施設関係では、ひたち野うしく中学校の建設事業に2カ年継続費で28億6074万3000円。18年度は9億8564万3000円で、内訳は新築工事費9億5606万8000円、工事監理委託料2841万5000円。
 校舎(W造平屋、6280u)と体育館(RC一部S造平屋、650u)などの建築工事は6〜7月にも発注予定。20年4月に開校する計画。そのほか、テニスコートや駐車場の工事も別途発注となるもよう。
 また、ひたち野うしく中学校の隣接地に整備する第一幼稚園には1億8253万7000円。そのうち工事費は1億7423万4000円で、夏前には発注したい考え。規模はW造平屋、約500u、定員70人。来年度からの開園を目指す。
 そのほか建設補助金として、田宮町に小規模保育園「(仮称)せいけい保育園」を新設する学校法人松栄学園に6196万5000円、既存のフレンド幼稚園を「(仮称)フレンドこども園」に改築する学校法人茨城フレンド学園に4億5万1000円をそれぞれ交付する。
 2019年の茨城国体で空手競技の会場となる牛久運動公園武道場は現在、大昭建設梶i龍ケ崎市)と竃リ村建設(牛久市)のJVが施工中で、来年3月15日までに完成させ、4月からの供用開始を予定。18年度は工事費4億981万8000円、工事監理委託料1069万2000円を措置。
 JR常磐線ひたち野うしく駅前の複合ビル「ひたち野リフレ」では、1〜3階の空調設備の更新工事に1億6178万4000円を予算化。
 三菱重工環境・化学エンジニアリング梶i神奈川県横浜市)が、15年度から5カ年継続で進めている「牛久クリーンセンター」の基幹的設備改良工事には、焼却炉の燃焼用空気送入装置および排気ガス排出装置の更新などのため3億9491万3000円。
 道路関係を見ると、市道23号線(北側延伸第二工区)の改良舗装工事に4800万円、市道7号線、15号線、17号線、22号線、52号線の舗装修繕工事に5555万5000円を配分している。
 公共下水道事業特別会計は、前年度比1・9%マイナスの22億4500万円。雨水建設費6億8725万1000円や、汚水建設費6107万1000円を設定。