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北海道建設新聞社
2018/03/06

【北海道】函館駅前プロジェクト着工、2019年開業 大和ハウス工業

 大和ハウス工業東京本店は、函館駅前市有地等整備事業で計画している仮称・函館駅前プロジェクトの建設を15日に着工する。施工は岩田地崎建設・森川組・今井工務店・沢田建設共同体に内定しているもようで、函館市、JR北海道とそれぞれ事業用定期借地権設定契約を締結し、4月4日に地鎮祭を行う。開業は2019年12月の見通し。
 5日、市が総務常任委員会への資料配布をした。定期借地権に関しては、賃貸借期間が15日から68年3月12日までで、貸付料は月額162万円(市109万2000円、JR52万8000円)となっている。
 施設規模はRC一部S造、11階、延べ1万3714m²。函館の歴史観を踏まえ和、洋、クラシック、モダンを組み合わたデザインとし、交流広場の西側に11階建てのホテル棟(延べ1万1210m²)、東側に2階建ての店舗棟(延べ2504m²)を配置し、北側に専用駐車場142台を確保する。
 ホテルは滞在型観光に適したサービスアパートメントを併設し、261室の客室は16―159m²とゆとりある空間で構成する。商業施設は地元企業が積極的に誘致し、交流広場は既存の駅前広場との一体性・連続性を持たせる。
 建設地は函館駅北側にある函館市若松町43の5ほかの敷地9887m²。設計・監理は二本柳慶一建築研究所・澄建築設計・建築設計工房ロゴス共同体が担う。