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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/03/08

【群馬】前橋市がファシリティマネジメントで見解

前橋市はファシリティマネジメントについて◇長寿命化◇保有総量の一定の縮減◇効率的な利活用の推進−を柱に取り組んでいる。市民サービスをできる限り落とすことなく維持するため、機能は残して、あり方を研究するような、新たなジャンルで考えるべきだと認識している。
公共施設白書、市有資産活用基本方針、公共施設等総合管理計画、市有施設予防保全計画を策定し、積極的に公共施設の更新問題に取り組んでいる。市民ひとりあたりの公共施設床面積は全国平均3・2uに対して4・2uあり、多くの公共施設を保有しているものの、建設から30年以上経過した建物が全体の4割を越え、今後40年間に必要な更新費用が現状の約2倍となる見込みから、財政的な負担が浮き彫りになっている。