トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/03/09

【大阪】天王寺動物園魅力向上に4・2億

大阪市は、天王寺動物園の魅力向上事業で、2018年度は当初予算案に約4億2000万円を計上し、「ペンギン・アシカ舎」の実施設計などを進める。実施設計と工事はデザインビルド(DB)方式を採用し、一括発注することも検討している。同獣舎では、動物が自然に近い環境で暮らす様子を再現する生態的展示を採用する。
 市は16年度、天王寺動物園の施設整備計画などを盛り込んだ「天王寺動物園101計画」を策定。事業実施期間を17〜36年度の約20年間とし、ローテーション方式で4期に分けて施設整備を進める。
 このうち、第1期(17〜21年度)は、海洋動物ゾーン、ふれあい・家畜ゾーン、アフリカの森ゾーンの他、てんしばゲートひろば(動物学習施設・スーベニアショップ)、新世界ゲートひろば(レストラン・カフェ)の整備を進める。
 18年度は、ペンギン・アシカ舎のリニューアル整備に向けた実施設計に着手する他、ふれあい家畜・新コアラ舎の基本設計、アフリカの森ゾーン・ホッキョクグマ舎の基本計画策定に入る予定だ。
ペンギン・アシカ舎は21年度のオープンを目指す。基本設計は綜企画設計(大阪市西区)が担当している。
 ふれあい家畜・新コアラ舎も21年度のオープン予定。現在のところDB方式の採用は検討していない。基本計画の策定業務は阿波設計事務所(大阪市浪速区)が担当している。