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北陸工業新聞社
2018/03/09

【新潟】新年度に基本設計へ/火葬場願文院建て替え事業/新発田広域組合 

 新発田広域事務組合は、新発田市古楯地内にある広域葬斎センター願文院の建て替え事業について、18、19年度に調査・設計を行い、20年度に着工する計画だ。
 現施設は79年(昭和54)に建設。規模はRC造平屋建て延べ797平方メートルで、火葬炉は5基。耐震性が不十分であるほか、待合室が狭く、バリアフリー未対応やプライバシー保護などの観点から新たな施設が望まれていた。改築基本方針では、多様化する葬儀形態に対応できる施設とし、ユニバーサルデザインの採用や災害に強い施設にすることなどが盛り込まれている。
 新施設は現在の駐車場に整備し、規模は2階建て延べ1600−1800平方メートル程度とする計画。整備スケジュールによると、18年度に基本設計、19年度に実施設計を行う。建設工事は、議会対象案件になる可能性が高く、早くても20年度7月議会後に着工となる。そのため、20、21年度の2カ年工事とし、22年度の供用開始を目指す。
 基本設計費は18年度当初予算案に計上されているが、現段階で発注方法は未定となっている。

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