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建設経済新聞社
2018/03/09

【京都】左京の伝統産業ふれあい館 30・31年度にリニューアル

 京都市は、京都伝統産業ふれあい館について、30・31年度の2ヵ年でリニューアルする。
 産業観光局はこのほど、公募型プロポーザル方式の「京都伝統産業ふれあい館展示改修基本設計・実施設計等業務委託」について、丹青社関西支店(大阪市北区)を受託候補者に決定した。29年度に予算化していた基本・実施設計費1500万円は30年度に繰り越し(2月市会で繰越明許費補正を計上)。29・30年度で基本・実施設計を進める。
 30年度当初予算案に宿泊税充当事業として、京都伝統産業ふれあい館リニューアル事業に限度額2億6500万円の債務負担(30〜31年度)を設定した。2ヵ年で工事を行う。
 京都伝統産業ふれあい館(RC造、延約1300u/公益財団法人京都伝統産業交流センターが運営)は、左京区岡崎の京都市勧業館(みやこめっせ)の地下1階にあり、京都市指定の伝統産業74品目500点を集め、市民や国内外からの訪問者に京都の伝統産業を体系的に紹介する普及・啓発施設。28年度に開館20周年を迎えた。
 市は、伝統産業製品の需要拡大・伝統産業の担い手育成に向け、京都伝統産業ふれあい館の更なる魅力向上や伝統産業製品の販売促進機能の強化を図るため、リニューアルする。