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建通新聞社四国
2018/03/09

【愛媛】松山市 導水管シールド工に総額29億余

 松山市公営企業局は、市之井手系の導水管シールド工を2018年度に発注するため、総額29億4220万円の予算措置を当初予算案に計上している。工事は18年度から21年度までの4カ年。これは市之井手浄水場(溝辺町)と石手川取水場(食場町)を結ぶ導水管の更新で、夏ごろの発注を目指す。
 既存の導水管は、石手川ダムから放流された水をダムの下流2500bに設けられた取水堰で取り込み、取水堰の沈砂池から石手川に沿って口径1200_、延長2000bの導水管で市之井手浄水場へ送られている。
 新たな導水管は国道317号の地下に口径2000_のシールド工で新たな管路を設ける。延長は1700b。シールド内には口径1200_の導水管を配置。設計は親和技術コンサルタント(松山市)が担当。
 シールドの深さは場所によって異なり地中6〜18b。始点は浄水場側で、途中の立坑は設置せずに施工する。施工場所は溝辺町〜食場町。29億4220万円の年割額は18年度が3億8160万円、19年度が13億0430万円、20年度が8億0430万円、21年度が4億5200万円。市之井手浄水場は1974年6月30日完成。施設能力は9万7000立方b/日。場所は溝辺町65。

提供:建通新聞社