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　神奈川県教育局は、「新まなびや計画」に基づく取り組みとして、２０１８年度に瀬谷高校や津久井浜高校など12校で耐震補強や老朽化対策に着手する方針だ。発注業務は県土整備局住宅営繕事務所が担う。
　新まなびや計画は、16〜27年度の12年間で県立高校や県立特別支援学校の耐震対策、老朽化対策、トイレ環境などを行うもの。整備事業費の総額は１５００億円程度。18年度予算案には調査・設計など合わせて耐震対策１０４億６４１０万円が計上されている。
　整備に当たっては、耐震化と併せた長寿命化対策や、老朽化緊急対策などを講じていく。18年度の工事対象校のうち、耐震補強のみ行うのは追浜高校（生徒会館）と、鶴見養護学校（実習棟）。残る10校は老朽化対策も実施する予定。
　18年度の工事案件は次の通り（�@既存棟・対象棟�A調査設計業者）。
　▽鶴見高校新館他改修及び耐震補強―�@新館（鉄筋コンクリート造４階建て延べ約２７００平方�b）他�A伊藤建築設計研究室（横浜市港北区）
　▽柏陽高校芸術棟改修及び耐震補強―�@芸術棟（鉄筋コンクリート造４階建て延べ約１２６７平方�b）�A矢野建築設計事務所（横浜市磯子区）
　▽追浜高校生徒会館耐震補強―�@生徒会館（鉄筋コンクリート造２階建て延べ約４５０平方�b）�A鈴木設計（横須賀市）
　▽光陵高校本館他改修及び耐震補強―�@本館（鉄筋コンクリート造３階建て延べ約３７９６平方�b）他�A伊藤建築設計研究室（横浜市港北区）
　▽白山高校北棟他改修及び耐震補強―�@北棟（鉄筋コンクリート造５階建て延べ約３９４４平方�b）他�Aエクサム（横浜市保土ケ谷区）
　▽瀬谷高校本館改修及び耐震補強―�@本館（鉄筋コンクリート造５階建て延べ約５９６２平方�b）�A水谷建築設計事務所（川崎市中原区）
　▽津久井浜高校南棟改修及び耐震補強―�@南棟（鉄筋コンクリート造５階建て延べ約４１２３平方�b）�AＫｅｎ’ｓＨｏｕｓｅ（藤沢市）
　▽二俣川看護福祉高校校舎棟１他改修及び耐震補強―�@校舎棟１、２（鉄筋コンクリート造４階建て延べ約３８００平方�b）�A伊藤建築設計研究室（横浜市港北区）
　▽座間高校体育館改修及び耐震補強―�@体育館（鉄骨造平屋約１４６４平方�b）�Aエー・アンド・エー建築計画研究所（厚木市）
　▽鶴見養護学校実習棟耐震補強―�@実習棟（鉄骨造平屋約３０１平方�b）�AＫｉｎｏ.ａｒｃｈ−ｏｆｆｉｃｅ（横浜市神奈川区）
　▽瀬谷養護学校Ｆ棟１改修及び耐震補強―�@Ｆ棟１（鉄骨鉄筋コンクリート造２階建て延べ約１５５２平方�b）�A三和設計（横浜市戸塚区）
　▽武山養護学校南棟改修及び耐震補強―�@南棟（鉄筋コンクリート造３階建て延べ約２３４８平方�b）�A清田育男計画設計工房（鎌倉市）

提供：建通新聞社