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鹿児島建設新聞
2018/03/22

【鹿児島】鹿児島市谷山駅周辺土地区画/道路築造等に13億円

 鹿児島市の谷山地区都市整備の2018年度事業概要が明らかになった。谷山駅周辺地区土地区画整理には13億6478万円を充て、都市計画道路南清見諏訪線ほか2線(186m)や永田川沿いの区画道路擁壁(100m)の築造などを計画している。このほど開かれた市議会個人質疑で平山孝議員(無所属)の質問に水元修一建設局長が答えた。

 同事業ではこのほか、道路擁壁詳細設計として、春日橋付近の約100m区間で道路等平面図や縦横断面図を作成するとともに、周辺街区の宅地整地高設計を実施。建物移転補償対象は5棟で、仮住居やライフライン移設などを補償する。
 谷山第三地区土地区画整理(6億8104万円)では、南清見諏訪線ほか1線(153m)の築造と地区内24棟の建物移転を予定するほか、建物移転のための調査や区画道路の詳細設計に着手。谷山第二地区土地区画整理(2億8648万円)では、惣福森山線などの交差点改良や支障物件移設、出来形確認測量などを行うとともに、換地計画を作成する。
 谷山地区連続立体交差事業には6億3614万円を盛り込み、慈眼寺駅周辺の駐輪場整備や永田川橋梁の補修を計画。さらに、谷山駅周辺地区土地区画整理区域内の南清見諏訪線〜旧試験場踏切に遊歩道約650m、旧森永踏切〜旧試験場踏切に自転車道約520mも整備する。
 このほか、谷山地区アクセス環境整備に3億786万円を投入し、谷山駅前広場内の連絡通路上屋と歩道舗装を予定。各種整備の早期完了を目指し事業を加速させる。

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