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鹿児島建設新聞
2018/03/27

【鹿児島】県、大隅縦貫道/大中尾で地質調査

 県は、地域高規格道路「大隅縦貫道」で一般道路として整備する南大隅町大中尾地区の事業化を目指している。2018年度に地質概略調査等を行い、19年度での事業化を見込む。吾平道路では、用地買収を進めるほか、埋蔵文化財調査等を実施する。8日、県議会予算特別委員会で前野義春議員(県民連合、鹿屋市・垂水市区)の質問に渡邊茂土木部長が明らかにした。
 同道は、串良鹿屋道路が自動車専用道路として、東九州自動車道の鹿屋串良JCTに接続。今後は、走行性の良い区間は現道を利用。幅員が狭い場所や走行性の悪い区間を一般道路として整備する。これまで、南大隅町内では規格の高い大竹野バイパス(約4.8km)などを整備した。
 吾平道路以南では、山越えでカーブが連続するなど、走行性が悪い2地区(南大隅町の大中尾と瀬戸山)で道路改良を検討する方針。
 現在、一般道路として整備が進められている吾平道路は、鹿屋市吾平町下名から上名まで市街地を避けるルートで延長4km。県道鹿屋高山串良線をまたぐ約35mの橋梁がある。18年度に埋蔵文化財調査、19年度から道路改良に入る予定だ。

■高校寄宿舎空調
 未設置の9校対象

 県立高校寄宿舎では、生活環境改善を図るため、舎室と学習室等に空調設備を順次整備する。18年度は市来農芸高校、鹿屋農業高校、野田女子高校の3校を先行する。これまで、共用スペースの食堂に設置。今後、19校のうち舎室に未設置の9校に順次設ける。また、同窓会などが設置している場合は、耐用年数を考慮して更新する。郷原拓男議員(自民党、鹿屋市・垂水市区)の質問に古川仲二教育長が答弁した。

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