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建通新聞社(神奈川)
2018/03/15

【神奈川】茅ケ崎市 福利費明示の内訳書提出を義務付け

 茅ケ崎市は2018年度の入札・契約制度の改正を公表した。4月1日以降に契約を締結する工事については社会保険未加入対策を実施する他、4月3日以降に公告する建設工事の最低制限価格を上限95%に引き上げる。対象案件は両件とも契約検査課で発注する建設工事。
 社会保険未加入対策として、社会保険などに係る法定福利費を明示した「請負代金内訳書」の提出を義務付ける。また、社会保険未加入者と1次下請契約を結んだ場合、指名停止(契約違反により5カ月)や工事成績評定の減点などの受注者へのペナルティーを設けた。
 最低制限価格については算定割合を見直し、現行の上限「90%」を「95%」に引き上げる。一方、総合評価落札方式による全ての入札案件を低入札価格制度の対象とし、失格基準価格と調査基準価格を設定。失格基準価格未満の入札を失格とする改正を行う。

提供:建通新聞社