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　鹿児島荷役海陸運輸（鹿児島市）は、志布志市の臨海工業団地（３工区）の分譲地を取得し、志布志市と土地売買に係る基本契約を締結した。倉庫等の建築に向けた造成などを行ったあと、2019年度の着工を目指す。
　場所は安楽字汐掛で、準工業地域に当たる志布志港新若浜地区の背後地に隣接する工業団地で、安楽汐掛の面積約1.3ha。今後、開発許可や農地転用の手続きを進める。
　同事業は、市が開発行為（宅地造成）を条件に予約分譲手続きを進めていたもの。このほど、開かれた第１回市議会臨時議会で了承された。売却価格は4436万円。
　なお、市では工業団地を５工区に分割して分譲し、今回で３工区までが決まった。４工区（約4.8ha）は21年度、５工区（10.9ha）は22年度、市が造成工事を行ったあとに用地分譲手続き開始を目指す。
　また、志布志港周辺では、県の新若浜地区分譲地が募集業種を製造業又は電気、ガス、熱供給、水道業に拡大して、分譲募集を行っている。７月までを募集・受付期間とし、８月以降に分譲先が決定される予定。