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鹿児島建設新聞
2018/03/29

【鹿児島】日置市吹上浜サッカー場(2面で1.7万u)/総事業費は5.3億円

 日置市が検討を進めている(仮称)吹上浜公園サッカー場の詳細な設計案が明らかになった。メーンとなる人工芝サッカー場は2面合わせて1万7883u、人工芝フットサルコート(ウオーミングアップ場)が2面で1848u。また、一般駐車場(300台)、大型バス駐車場(10台)を想定。総事業費は5億3000万円を見込む。
 9日、同市吹上中央公民館で4回目の検討委員会が開かれ、計画平面図(案)を公開した。前回、要望があったウオーミングアップ場の位置をサッカー場のゴール裏に配置。また、サッカー場の周回にジョギング走路を設けるほか、照明を4基設置し、1面のみの対応とすることで経費削減を図る。トイレ(2基)には、手・足洗い場を併設し、管理棟(クラブハウス)は、倉庫や設備関係も含め事業費を1260万円程度で抑えたいとしている。
 委員から「夏場に対応するため、屋根付きの日よけ個所を設けてほしい」と要望が挙がったほか、ロングパイル人工芝の長さやアンダーパットの有無などの意見があった。次回の検討委は、4月に開く予定。
 建設場所は、吹上町中原の同公園陸上競技場北側にあった旧吹上浜キャンプ村の隣接地。約3万2000uの用地に整備する。順調に進めば、5月から実施設計の入札準備に入る。期限は4カ月程度を想定。工事については、9月もしくは12月議会に諮ったあとに着工する計画で、20年度の完成を目指す。

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