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日本工業経済新聞社(山梨)
2018/03/15

【山梨】施設整備補助に6000万 県観光部予算案は3・6%増

 県観光部の2018年度当初予算案は、前年度から4093万2000円(3・6%)増加となる11億7348万7000円で編成されている。観光資源課所管の施設整備費では、歩道など県有施設維持補修費や市町村への補助金を計上している。
 県が所有する歩道や指導票などの維持費には4833万円を盛り、市町村などのトイレや休憩所、登山道の観光施設整備には6000万円の補助金を充てる。山梨市の西沢渓谷案内看板には2分の1の割合で100万円を助成する。
 ほか同部の主な歳出は次のとおり。(金額の単位千円)
◎観光部
 【観光プロモーション課】
 〈企画総務費〉
◆やまなしサポーターズ倶楽部事業費=5、887
◆富士の国やまなし情報発信事業費=338、462
 ◇「食」のやまなし情報発信事業費=22、000
 ◇富士の国やまなし観光PR強化事業費(ホームページ等でのデザインの使用、PR動画の作成等)=16、462
 〈商工振興費〉
◆富士の国やまなし館運営事業費(観光・物産に係る情報発信拠点「富士の国 やまなし館」と食の魅力を発信するレストラン「Y−wine (わいわい)」を運営する)=57、910
 〈観光宣伝費〉
◆富士の国やまなしネット情報発信事業費=55、528
 ◇富士の国やまなし観光ネット維持管理費(システムの保守、ハード機器の借上等)=9、862
 ◇富士の国やまなし観光ネットリニューアル事業費(詳細設計の実施、レイアウトの見直し、画像中心のデザインへの変更、スマートフォン完全対応化)=40、226
 ◇ウォーキングアプリを活用した県内周遊観光促進事業費=2、160
 【観光資源課】
 〈企画総務費〉
◆南アルプス環境保全対策費(マイカー規制−県営林道南アルプス線、県道南アルプス公園線)=3、500
 〈商工振興費〉
◆地場産業地域振興対策費富士川観光センター運営費=18、211
 〈観光総務費〉
◆安全登山推進事業費=7、502
 ◇安全登山体制整備事業費(推進会議の開催、冬期登山実態調査、登山計画書データ入力等)=4、559
 ◇安全登山普及啓発事業費(登山専門雑誌への広告掲載、イベントへの出展等)=2、943
◆自然公園美化推進事業費富士の国やまなし山岳観光地美化活動事業費補助金=800
 〈観光施設費〉
◆富士の国やまなし観光振興施設整備事業費=62、200
 ◇富士の国やまなし観光振興施設整備事業費補助金(トイレ、休憩所、登山道等の整備、市町村等)=60、000
 ◇自然公園等施設整備費補助金(西沢渓谷案内看板整備、山梨市)=1、000
◆観光施設維持補修費(県有歩道、指導標等維持補修費)=48、335
◆施設管理費=7、674
 ◇自然歩道管理事業費(市町村)=4、166
 ◇北岳公衆トイレ維持管理費負担金等(北岳山荘公衆トイレ、北岳二俣公衆トイレ)=3、508
◆富士北麓駐車場運営費(施設の管理、富士山を来訪する観光旅行者の利便の増進を図るとともに、富士北麓地域の観光の振興に資するための事業の実施等)=338、497
 【国際観光交流課】
 〈観光総務費〉
◆オリンピック誘客促進事業費=18、435
 ◇オリンピック・パラリンピックおもてなし力向上事業費=1、260