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建設経済新聞社
2018/03/16

【京都】元白川小跡にミュージアムホテル 延1万2770u、概算60〜70億想定

 住友商事梶i代表取締役社長執行役員CEO中村邦晴氏、東京都中央区)は15日、京都市東山区の元白川小学校(元粟田小学校)の跡地に「ミュージアム・ホテル」を建設すると発表した。
 京都市の門川大作市長と住友商事の南部智一専務執行役員が同日、跡地活用に係る基本協定書を京都市役所で締結した。
 門川市長は「住友は京都で誕生した京都にご縁の深い企業。元白川小は京の七口の一つ、粟田口に位置する学校。提案ではミュージアムホテルのほか、三条通りにはギャラリーが設けられ、自治会活動スペースも設けられる。景観に調和した建物になる予定。安定した雇用の場にもなる」と期待の言葉を述べ、南部専務は「住友の源流は京都。住友商事の祖業は不動産事業。住友の源流の京都の地で不動産事業をやらせていただくことになる」と決意を語った。
 貸付希望期間は60年。貸付希望価格は1億0200万円(年額)。
 ミュージアム・ホテルの規模は、RC造・S造地下1階地上5階建、延1万2770u(建築面積3108u)。用途は地域交流施設、ホテル、飲食、物販。ホテル(200室程度)の入る約1万u超の宿泊施設棟と約2500u程度の自治活動棟(1階が自治会活動スペース、2階が体育館を予定)の2棟構成。外観は景観に調和した現代和風とする予定。
 概算事業費は60〜70億円程度(地代含まず)を見込む。開業は2021年度を予定。
 元白川小学校(東山区三条通白川橋東入3丁目夷町175−2他)は敷地面積が6531・55u。既存建物は校舎及び体育館で、約延4796u。