トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2018/03/16

【徳島】徳島市の勝占地区認定こども園実施設計は宮建築設計

徳島市は、勝占地区に新設する幼保連携型認定こども園の実施設計を一般競争入札し、委託先を宮建築設計(徳島市)に決めた。近く業務を開始する。今後は2018年度中の工事発注を目指し、早期の業務完了を図る計画だ。
 業務概要は、鉄骨造2階建て延べ約1350平方bの建築工事設計、設備工事設計、外構工事(園庭・駐車場など)設計。計画では、勝占地区にある大松幼稚園と大松保育所、方上保育所を統合し整備する新たな「幼保連携型認定こども園」を整備する。定員120人で保育室(2〜5歳児)の他、乳児室(0〜1歳児)、遊戯室、調理室、職員室、保健室などに加え、在宅育児家庭相談室や活動室などの配置計画の他、外構計画(園庭、駐車場)の施設が見込まれている。建設地は現在の大松幼稚園(勝占町中須156ノ1)と大松保育所(大松町上野神9)の敷地2898平方b。
 新施設の建築について、今後は実施設計の早期完了を目指す一方、18年度中の補正予算で建設事業費を確保した上で同年度末までの工事発注を目指していく。また、18年度はまず大松保育所の園庭に大松幼稚園の仮園舎を設置・機能移転する。その後大松幼稚園の園舎を解体撤去し、跡地に認定こども園の施設と駐車場を整備する。このため18年度当初予算案には大松幼稚園仮園舎整備等事業費(仮園舎18年度事業費と大松幼稚園解体事業費)として8066万円を提案している。
 なお、仮設園舎の設置と既設園舎の解体撤去など(大松幼稚園仮園舎整備等事業)は教育委員会学校教育課が担当する。仮設幼稚園舎は延べ360平方b程度を想定。18〜20年度の期間でリース契約する運び(事業費7000万円程度)。解体する既設幼稚園舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ592平方b。解体設計はしらさぎ台設計室(徳島市)が担当。
 仮園舎は認定こども園が開園する20年4月に保育所とともに撤去し、跡地は園庭として整備する計画。

提供:建通新聞社