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　高知市は、東部総合運動公園を拡張し、新たなスポーツ施設を整備するため、２０１８年度は都市計画決定を行うために必要な資料や法定図書などの策定を外注する。合わせて地元との協議を経て拡張区域を決め、同年度中の都市計画決定を目指す。
　拡張区域については、現公園南側の五台山地区と東側の介良丙地区のどちらかで検討を進めている。都市計画には拡張区域を明示する必要があるため、今後地元との調整を進め、拡張する区域と面積を決める。
　新たに整備するスポーツ施設については、現時点で野球のサブグラウンド、サッカー場、多目的広場といった要望がだされている。都市計画の段階では配置の参考図を示す必要があるため、今後はスポーツ振興課とも協議し具体的な内容を詰める。
　順調に進めば、19年度以降事業認可を取得し、用地測量や地形測量を進めた後、用地買収に着手する。周辺の用地はほとんどが農地。
　現公園の敷地面積は約13�f。02年のよさこい高知国体に合わせ建設された「くろしおアリーナ」やオリックスバファローズの秋季キャンプ地でもある野球場、昨年完成した多目的ドームなどの施設がある。市では、新たなスポーツ施設を整備することで、スポーツキャンプや各種競技大会を誘致し、スポーツツーリズムを推進する考え。

提供：建通新聞社