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建通新聞社四国
2018/03/16

【愛媛】松山外環インター東線 新規事業採択は妥当

社会資本整備審議会道路分科会の2017年度第2回四国地方小委員会(委員長・山中英生徳島大学大学院理工学研究部教授)がこのほど高松サンポート合同庁舎内で開かれ、一般国道33号松山外環状道路インター東線の新規事業採択について審議し、新規事業化箇所に選定した事業者判断を妥当とした。これを受け、3月中にも国土交通省事業評価部会で妥当と判断され、予算化の対応方針が決まれば、18年度実施計画に新規事業採択となる運び。18年度から測量、立ち入りのための説明会など事業が開始される見通し。
 松山外環状道路は松山インターチェンジ(IC)・松山空港・松山港の交通拠点や、放射状の国道11号、33号、56号をつなぎ、地域の交通拠点間のアクセス向上、市内中心部へ流入する交通の分散を目的とした地域高規格道路。現段階で国道11号から国道33号と松山空港IC(仮称)の北側区間は未事業化区間(調査中区間約9`)。16年12月までに松山外環状道路インター線、延長4・8`、17年9月に空港道路線空港線、延長3・8`のうち側道部2・4`が開通した=図。
 今回、新規事業化候補に選定されたインター東線は、松山市北土居〜来住町までの延長2`(土工延長0・4`、橋梁延長1・6`)。第2種1級、設計速度は時速80`。井門IC(仮称)、北土居IC(仮称)、来住IC(仮称)を配置する。
 4車線の自動車専用道路で全体事業費は約370億円、計画交通量は1日約2万9300台〜約4万8000台を見込む。1991年3月に都市計画決定後2003年9月、17年10月に都市計画変更した。

提供:建通新聞社