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建通新聞社(中部)
2018/03/19

【三重】おやつカンパニー おやつタウン計画

 スナック菓子メーカーの「おやつカンパニー」(津市一志町田尻420)の創業70周年を記念して計画された工場一体型のテーマパーク「おやつタウン」整備計画が3月15日に明らかになった。同事業を行うために設立(2015年9月設立)された新会社「おやつタウン」が東京の三重テラスと地元の津市で発表した。今後、建設地の津市森町の同社久居工場で、5月ごろ工事に着手し、1年余りをかけて工事を行い、19年夏ごろの完成、開業を目指す。設計・施工は、NTTファシリティーズ(本社・東京都港区)が担当する。
 施設規模は鉄骨造2階建て延べ約4000平方b。1階フロアにテーマパークを備え、おやつミュージアム、おやつ広場、体験コーナー、フード・おみやげコーナーのエリアを設ける。おやつ広場には、高さ8bのスライダー、日本最大級(同社発表)の屋内型アスレチックなどを設ける。この他、実際にベビースターラーメン作り体験ができるコーナー、デジタルボールプールも設置する。2階フロアは、同社事務所、控室や休憩室などを配置する計画。総投資額は約25億円を予定。初年度来園者数は約40万人と見込んでいる。
 施設の企画・デジタルコンテンツは、NTTコミュニケーションズ(本社・東京都千代田区)が担当した。
 建設地は、津市森町2234ノ1で、おやつカンパニー久居工場の北側敷地。現在は同社の駐車場として利用されており、同敷地内に施設を配置する。駐車場は常設として約300台を見込んでいる。
 同社では、従来行っている工場見学も合わせて、体験と見学ができる一体的な施設を目指したいとし、開業に向けて、近隣の観光地や輸送機関、宿泊施設などと連携していくものとした。

提供:建通新聞社