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北陸工業新聞社
2018/03/22

【福井】癒やしと和の空間イメージ/新幹線芦原温泉駅舎デザイン/あわら市 

 あわら市は20日、「17年度第2回あわら市地域ブランド戦略会議」を市役所で開催した。その中で北陸新幹線芦原温泉駅舎のデザインについて、鉄道・運輸機構が提示していた3案から、あわら温泉をモチーフに癒しと和の空間の駅をイメージしたB案を選定した。
 芦原温泉駅のデザインについては、機構が市の要望したコンセプト「あわらの大地に湧き出でる贅の駅」に基づき、3案を提示していた。
 B案のデザインイメージは「あわら温泉の癒しと旅情が漂う駅」。附帯意見として、駅構内が明るい色彩で、開放的な空間となるように、大きめのガラス面やトップライトなどを配慮することとした。また、県産材のスギ、マツ等の木材や県内の伝統工芸品を活用し、柔らかさや風合い、癒しが感じれる空間とすることなども求めることとした。
 デザインの選定に当たっては、アンケートを実施しており、B案は71・2%と大きな支持を得ていた。
 今後は、26日に機構に選定結果を回答する予定となっている。

hokuriku