トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/03/23

【大阪】健安研 一元化施設の基本設計を18年度

大阪健康安全基盤研究所(健安研)は、新たな一元化施設の整備に向け、2018年度に基本設計(工法・構造・設備)の策定に着手する。18年度当初予算案に大阪府が3584万円、大阪市が3575万円を整備補助金として計上しており、同研究所が設計業務を委託する。
 府と市は、府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所を統合し、17年4月に同研究所を設立。現在、一元化施設の整備に向けた基本計画の策定を、安井建築設計事務所(大阪市中央区)に委託して進めている。
 統合施設の建設計画では、旧健康科学センタービル(大阪市東成区中道1ノ3ノ2)を活用して整備する方針。大規模な改修工事の他、新棟の増築工事が見込まれる。同ビルの既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て延べ1万9711平方b。
 基本構想によると、改修して約1万2000平方bを確保する他、隣接する府有地に延べ床面積8000平方b程度の新棟を増築する。概算費用は約100億円。基本構想の策定業務はニュージェック(大阪市北区)が担当した。
 基本設計の完了後、19年度に実施設計に着手。20〜21年度の2カ年で工事を進め、21年度内の供用を目指す。