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北陸工業新聞社
2018/03/23

【新潟】スポーツ施設、広場など提案/庁舎移転後の跡地利活用方策/柏崎市 

 柏崎市は、20日に開かれた市議会新庁舎建設特別委員会で、現庁舎跡地利活用ワークショップの検討結果を報告した。主な提案として、水球のまちのシンボルとなるスポーツ施設や、多目的広場の整備などが挙がった。
 新庁舎建設後の現庁舎跡地活用方策について、地元町内会や商店街振興会のメンバーによるワークショップで検討したもの。参加者からは、子どもから老人まで幅広い世代が集まり、にぎわいと活力をもたらすような施設を求める意見が多く出された。
 主な提案では、「水球のまち柏崎」のシンボルとなる宿泊施設を備えたスタジアム、スタンド付のプール、ダンスやボルダリングなどが可能な屋内型施設、冬期間も利用できる全天候型施設などの各種スポーツ施設のほか、人工芝でスポーツやフリーマーケットなどのイベントに対応した多目的広場が挙がった。この他、特色ある商業施設としてブルボンの本社所在地であることを生かしたお菓子ランド、物産館、住宅地の整備を求める声もあった。
 市は提案を基に、跡地活用の方向性を整理。これらの用途に加え、市内の老朽化している公共・公益施設の建替えや、シビック・コア制度を活用した官公庁施設の一体的整備も選択肢に挙げている。

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