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建設新聞社
2018/03/26

【東北・宮城】65.4億円でJFEエンジJVの落札決定/WTOの女川出島線出島架橋本体工事

【東北・宮城】65.4億円でJFEエンジJVの落札決定/WTOの女川出島線出島架橋本体工事

 宮城県は、22日に開札した町道女川出島線出島架橋本体工事のWTO対象一般競争入札について、1落の65億4000万円でJFEエンジニアリング・橋本店・東日本コンクリートJVの落札を決めた。設計・施工一括となる高度型(U型)総合評価落札方式を適用しており、同者の評価値は79・46(価格評価点49・46+価格以外の評価点30・00)だった。
 入札には、JFEエンジJVのほかIHIインフラシステム・五洋建設・丸本組JV、エム・エムブリッジ・東洋建設・久本組JV、横河ブリッジ・鹿島・田中建設JVが応札し、川田工業・若築建設・佐藤工業JVは辞退した。
 今回の工事は、設計・施工一括となる高度型(U型)総合評価落札方式を適用した一般競争入札(入札参加資格事前審査、郵送入札、調査基準価格適用)で今後、総合評価と入札参加資格を確認して落札者を決定し、本年度内に仮契約する。
 出島大橋は、女川町が離島の出島と女川町尾浦地区を結ぶ町道女川出島線整備の一環として建設するもので、橋梁本体の基本設計から工事までを県が代行する。形式は気仙沼市内で整備が進む気仙沼大島大橋と同じ鋼中路式アーチ橋で、橋長364b、アーチ支間長314b、幅員6・5b(歩道なし)の規模。工事概要は、上部工が製作工一式と架設工一式、下部工が逆T式橋台2基、壁式橋脚2基、深礎杭4本のほか詳細設計一式で、施工地は宮城県女川町竹浦・出島地内。工期は2023年3月28日まで。基本設計は大日本コンサルタントが担当した。
 なお、予定価格は71億6158万3000円、調査基準価格は64億4542万4000円だった。

 提供:建設新聞社