トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/03/26

【大阪】もと淀川区役所跡地 18年度事業者公募へ

大阪市は、もと淀川区役所・もと淀川区保健福祉センター跡地に新淀川図書館などを建設する計画で、隣接店舗などを含めて開発する民間事業者を、早ければ2018年度にも公募する予定だ。
 市は17年度、民活導入の可能性や事業スキームを探るため、同事業に関するマーケットサウンディングを実施。18年度は、この結果を踏まえて事業者の公募条件などを整理し、順調に進めば同年度内に公募したい考え。
 対象用地は全体で約5390平方b。もと区役所と保健福祉センター、その他市有地で構成する。所在地は、阪急十三駅から約200bの場所で、府道大阪高槻線に面し、淀川河川公園にも近い。
 個別用地概要によると、もと区役所と保健福祉センターの面積は4870平方b。用途地域は商業地域(準防火・防火地域)。建ぺい率80%。庁舎などの建物が現存する。その他市有地は、建設局所管用地350平方bと水道局所管用地170平方bの計520平方b。
 市が想定する機能としては、▽延べ床面積1500平方b程度の市立図書館(整備後は市が運営)▽450平方b程度の市営駐輪場(〃)▽図書館と一体感のある飲食店、書店など(整備後は事業者が運営)―など。事業方式は土地売却方式。
 新図書館の施設レイアウト図案作成など、跡地活用検討支援業務は地域計画建築研究所・地域経済研究所・りそな総合研究所JVが担当した。