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神埼市・吉野ヶ里町葬祭組合２０１８年度一般会計当初予算
　　屋根形状が異なる２つのイメージパースを提案

　神埼市・吉野ヶ里町葬祭組合（管理者・松本茂幸神埼市長）の２０１８年度一般会計当初予算が明らかになった。予算総額は５億３４１１万円で、同組合が整備する葬祭場に係る工事請負費３億６０００万円を計上。内訳は、取付道路工事が９０００万円、火葬場造成工事が２億７０００万円。また、火葬場建築の実施設計委託料４０７７万円も盛り込んでいる。
　葬祭場の整備地は、両市町の境である神埼市神埼町志波屋地内の約６万４４００平方�b。施設ごとの用地面積内訳は▽建物用地３７９４平方�b▽駐車場６４４７平方�b▽構内道路８９８１平方�b▽付帯施設１万０３２９平方�b▽構内と周辺との調和を保つための環境緑地３万４８９０平方�b―を計画している。
　建物は２階建てで、延床面積２３５２平方�b（１階２０８１平方�b、２階２７１平方�b）。火葬炉３基（１炉分増設スペースを確保予定）を備えた火葬設備や待合室などを置く。基本計画では、屋根の形状が異なる２案の完成イメージパース（フラット案、勾配案）を提案している。
　駐車場は３カ所（駐車台数は乗用車１５７台、バス２台）を整備する予定で、付帯施設は調整池と緑地を造る。環境緑地は、高低差のある用地をそのまま残し緩衝用として活用する。
　主な整備スケジュールでは１８年度に建築と火葬炉の実施設計、道路工事、火葬場造成工事、１９年度に建築工事および工事検査、火葬炉設置工事および竣工検査、外構・植栽工事を行い、２０年１０月に供用開始予定。