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県沼田土木事務所は20日、国道１２０号（金精道路）で除雪状況の視察を実施した。当日は早朝から、片品村役場に同村職員や村議会議員、県職員、警察署員など約20人が集まり、マイクロバスで除雪現場に向かった。
同線は12月下旬から４月末まで閉鎖期間を設けている。春の開通に向けて、ロータリー除雪車や凍結路面切削作業者などを用いて除雪作業を進めている。迫力ある作業を目にした参加者からは歓声が上がった。
この地域の今期の降雪量は12月20日から１月10日にかけて例年より多く、観測地点の鎌田では過去10年間の平均値より７割増だった。その後、降雪量は落ち着き、３月10日時点では例年並みとなっている。
２０１８年度も昨年に引き続き、第７回日光白根ヒルクライム（自転車ロードレース）の開催が予定されている。同イベントの準備期間を考慮し
４月18日までに除雪作業を完了させ、その後の25日までに法面や路面の点検を実施する。