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日刊建設工業新聞
2018/03/28
【鳥取】港湾整備特別会計77％増／貨客船ターミナルに20億円
境港管理組合は、３月定例会を26日午後１時30分から境港市大正町、みなとさかい交流館３階会議室で開き、平井伸治管理者（鳥取県知事）が２０１８年度一般会計予算案など11議案を上程、提案理由を説明した。審議の結果、全議案を原案通り承認した。
18年度一般会計予算は総額37億９５５２万５０００円で、前年比５・36％（１億９３２０万２０００円）の増。主な事業では、境港管理組合60周年記念事業、伸縮式屋根付き通路・大型テント設営、外港昭和南～竹内南地区航路・泊地浚渫事業、外港昭和地区昭和南１号岸壁浚渫事業、マリーナ施設改修整備事業（外壁補修）などを実施する。同じく港湾整備事業特別会計は、総額29億２３９５万４０００円で、前年比77・69％（12億７８４１万２０００円）の増。主な事業は、外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業費20億円（18年度事業費11億８０００万円、19年度事業費８億２０００万円）、外港昭和南地区ふ頭用地舗装補修事業費１億円、ＰＫＳ対応施設整備、マリーナ施設改修整備（トイレ外新設、ヤード内照明設置）など起債事業のほか、港湾機能高度化施設整備事業で外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業費１０００万円（保安・安全向上施設）など。このほか予算関係では、17年度一般会計予算を国の認証減などにより３億８５１９万８０００円を減額、17年度港湾整備事業特別会計も５６３万２０００円を減額、起債事業費１億４３４０万円（外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業の外構設計）を繰越明許した。
その他では、境港の港勢、18年クルーズ客船のバース予約状況、境港公共マリーナ航路・泊地堆砂対策（長期的な視点での対策の検討が必要なことから当面、砂防突堤の整備は取り止めてポケット部の掘削・浚渫を実施。長期構想検討で検討する）、境港長期構想検討・港湾計画改訂（20～30年後の港の将来像を示す長期構想を踏まえ、向う10～15年の具体化すべき港湾整備を20年度に策定する）、境港管理組合創立60周年記念事業（９月～10月に記念式典）、境港ふ頭再編改良事業（外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業）の進ちょく状況（上屋工事のスケジュールは今月に発注手続き、４月に工事契約、５月着工）及び事業費の見直し（事業費６億円増で全体事業費99億円に）などを説明した。
18年度主要事業
境港管理組合
境港管理組合の2018年度主要事業は次の通り。
※一般会計予算
［防災・安全交付金事業（港湾）］
▽外港中野地区中野外周護岸（西）（改良）＝防食１１０㍍。事業費１２００万円。
▽外港中野地区中野６号物揚場（マイナス２・５㍍）＝防食２００㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽外港竹内地区竹内１号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝鋼矢板改良10㍍。事業費９００万円。
▽外港竹内地区竹内２号岸壁（マイナス５・５㍍）（改良）＝防食30㍍。事業費９００万円。
▽外港竹内地区竹内３号岸壁（マイナス５・５㍍）（改良）＝防食１００㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽外港竹内地区臨港道路竹内ふ頭１号線（改良）＝道路改良１３０㍍。事業費３０００万円。
▽内港地区栄町物揚場（マイナス４・５㍍）（改良）＝エプロン改良30㍍。事業費１２００万円。
▽内港地区内港２号物揚場（マイナス５・５㍍）（改良）＝エプロン改良91㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽内港地区内港３号物揚場（マイナス６・４㍍）（改良）＝エプロン改良１６３㍍。事業費６００万円。
▽外江地区清水物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝エプロン改良50㍍。事業費１２００万円。
▽江島地区（島根県属地）江島１号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝防食１１５㍍。事業費５１３０万円。
▽江島地区（島根県属地）江島２号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝防食60㍍。事業費４５００万円。
▽福浦地区（島根県属地）福浦中央桟橋（マイナス２・５㍍）（改良）＝上部工改良・防食15㍍。事業費８２５０万円。
［港湾機能高度化事業］
▽外港竹内地区＝伸縮式屋根付き通路80㍍、大型テント１基。事業費８５５０万円。
［直轄港湾整備事業］
▽外港地区防波堤（２）＝施工検討など。事業費５０００万円（うち負担金１５９０万円）。
▽外港竹内南地区＝地盤改良工、基礎工、浚渫工。岸壁（マイナス10㍍）事業費20億円（うち負担金６億３６００万円）（17年度ゼロ国事業費７億円含む）。泊地（マイナス10㍍）事業費１億円（うち負担金３１８０万円）。
※港湾整備事業特別会計予算
［起債事業］
▽外港昭和南地区ふ頭用地舗装補修事業＝舗装補修。事業費１億円。
▽外港昭和南地区ＰＫＳ対応施設整備＝ＰＫＳ専用バケット購入。事業費１５００万円。
▽外港竹内南地区ふ頭用地造成・旅客上屋整備事業＝（ふ頭用地造成）土工、排水工、舗装工に事業費８億２０００万円。（旅客上屋整備）基礎工、本体工に事業費11億８０００万円。18・19年度事業費20億円（継続費）。
▽外港竹内南地区マリーナ施設改修整備事業＝トイレ外新設、ヤード内照明灯設置。事業費８０００万円。
［港湾機能高度化施設整備事業］
▽外港竹内南地区保安・安全向上施設整備＝監視カメラ設置。事業費１０００万円。
日刊建設工業新聞
18年度一般会計予算は総額37億９５５２万５０００円で、前年比５・36％（１億９３２０万２０００円）の増。主な事業では、境港管理組合60周年記念事業、伸縮式屋根付き通路・大型テント設営、外港昭和南～竹内南地区航路・泊地浚渫事業、外港昭和地区昭和南１号岸壁浚渫事業、マリーナ施設改修整備事業（外壁補修）などを実施する。同じく港湾整備事業特別会計は、総額29億２３９５万４０００円で、前年比77・69％（12億７８４１万２０００円）の増。主な事業は、外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業費20億円（18年度事業費11億８０００万円、19年度事業費８億２０００万円）、外港昭和南地区ふ頭用地舗装補修事業費１億円、ＰＫＳ対応施設整備、マリーナ施設改修整備（トイレ外新設、ヤード内照明設置）など起債事業のほか、港湾機能高度化施設整備事業で外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業費１０００万円（保安・安全向上施設）など。このほか予算関係では、17年度一般会計予算を国の認証減などにより３億８５１９万８０００円を減額、17年度港湾整備事業特別会計も５６３万２０００円を減額、起債事業費１億４３４０万円（外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業の外構設計）を繰越明許した。
その他では、境港の港勢、18年クルーズ客船のバース予約状況、境港公共マリーナ航路・泊地堆砂対策（長期的な視点での対策の検討が必要なことから当面、砂防突堤の整備は取り止めてポケット部の掘削・浚渫を実施。長期構想検討で検討する）、境港長期構想検討・港湾計画改訂（20～30年後の港の将来像を示す長期構想を踏まえ、向う10～15年の具体化すべき港湾整備を20年度に策定する）、境港管理組合創立60周年記念事業（９月～10月に記念式典）、境港ふ頭再編改良事業（外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業）の進ちょく状況（上屋工事のスケジュールは今月に発注手続き、４月に工事契約、５月着工）及び事業費の見直し（事業費６億円増で全体事業費99億円に）などを説明した。
18年度主要事業
境港管理組合
境港管理組合の2018年度主要事業は次の通り。
※一般会計予算
［防災・安全交付金事業（港湾）］
▽外港中野地区中野外周護岸（西）（改良）＝防食１１０㍍。事業費１２００万円。
▽外港中野地区中野６号物揚場（マイナス２・５㍍）＝防食２００㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽外港竹内地区竹内１号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝鋼矢板改良10㍍。事業費９００万円。
▽外港竹内地区竹内２号岸壁（マイナス５・５㍍）（改良）＝防食30㍍。事業費９００万円。
▽外港竹内地区竹内３号岸壁（マイナス５・５㍍）（改良）＝防食１００㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽外港竹内地区臨港道路竹内ふ頭１号線（改良）＝道路改良１３０㍍。事業費３０００万円。
▽内港地区栄町物揚場（マイナス４・５㍍）（改良）＝エプロン改良30㍍。事業費１２００万円。
▽内港地区内港２号物揚場（マイナス５・５㍍）（改良）＝エプロン改良91㍍（調査設計）。事業費６００万円。
▽内港地区内港３号物揚場（マイナス６・４㍍）（改良）＝エプロン改良１６３㍍。事業費６００万円。
▽外江地区清水物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝エプロン改良50㍍。事業費１２００万円。
▽江島地区（島根県属地）江島１号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝防食１１５㍍。事業費５１３０万円。
▽江島地区（島根県属地）江島２号物揚場（マイナス３・０㍍）（改良）＝防食60㍍。事業費４５００万円。
▽福浦地区（島根県属地）福浦中央桟橋（マイナス２・５㍍）（改良）＝上部工改良・防食15㍍。事業費８２５０万円。
［港湾機能高度化事業］
▽外港竹内地区＝伸縮式屋根付き通路80㍍、大型テント１基。事業費８５５０万円。
［直轄港湾整備事業］
▽外港地区防波堤（２）＝施工検討など。事業費５０００万円（うち負担金１５９０万円）。
▽外港竹内南地区＝地盤改良工、基礎工、浚渫工。岸壁（マイナス10㍍）事業費20億円（うち負担金６億３６００万円）（17年度ゼロ国事業費７億円含む）。泊地（マイナス10㍍）事業費１億円（うち負担金３１８０万円）。
※港湾整備事業特別会計予算
［起債事業］
▽外港昭和南地区ふ頭用地舗装補修事業＝舗装補修。事業費１億円。
▽外港昭和南地区ＰＫＳ対応施設整備＝ＰＫＳ専用バケット購入。事業費１５００万円。
▽外港竹内南地区ふ頭用地造成・旅客上屋整備事業＝（ふ頭用地造成）土工、排水工、舗装工に事業費８億２０００万円。（旅客上屋整備）基礎工、本体工に事業費11億８０００万円。18・19年度事業費20億円（継続費）。
▽外港竹内南地区マリーナ施設改修整備事業＝トイレ外新設、ヤード内照明灯設置。事業費８０００万円。
［港湾機能高度化施設整備事業］
▽外港竹内南地区保安・安全向上施設整備＝監視カメラ設置。事業費１０００万円。
日刊建設工業新聞
