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　県は27日、県立医科大学の仮称・保健科学部校舎（保健医療従事者養成施設）の施設概要を発表した。建物規模はＳ（一部ＳＲＣ）造8階（一部9階）地下1階建て延べ約1万8300m2。整備工事の入札手続きを5月に開始。8月に仮契約を締結し、9月議会への請負契約案件上程、10月着工を予定している。3カ年で工事を行い、32年10月の施設完成、33年4月の新学部開設を目指す。
　施設は1〜2階を交流・連携・発信拠点と位置付け、一般開放も想定した多目的ホール、図書館などを配置。エントランスは3階までの吹き抜けとする。地下1階と3〜6階は学生の講義室、実習室などに充て、7〜8階にはラウンジ、多目的スペース、教員研究室を設け、多様な学習に対応できる環境を整備する。9階には機械室等を配置する。