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北陸工業新聞社
2018/03/28

【福井】OKUTAKEGROUPが50周年/社員と家族ら120人参加し記念式典/「つくる人を増やす」強化へ結束誓う 

 足場・クレーン・土木施工の「OKUTAKE GROUP」は25日、福井市宝永の神明神社参集殿で創業50周年記念式典を開いた。社員と家族ら約120人が参加し、100周年企業に向け、さらなる飛躍を誓った。
 式典に先立ち、グループを代表して奥武建設工業の奥村武寅会長が「18歳の時に奥武組(当時)に飛び込み、人に負けない体力や度胸と根性で全国を飛び回った。たくさんの人と知り合い、多くの技術を身に付けることができた」と創業からの苦難を感慨深げに振り返った。これまで険しい道のりだったにも関わらず、社員に支えられ着実に事業拡大を図り、今ではグループ全体で80人を超える企業に大きく成長したと説明。そのうえで「50周年は一つ通過点。60年、70年と止まることなく、100年企業を目指していこう」とグループ経営理念「つくる人を増やす」強化へ結束を呼びかけた。
 来賓を代表して福井県議会の大森哲男議員、福井市議会の野嶋祐記議員、シナジー経営/北出経営労務事務所の北出慎吾代表取締役が祝辞を述べ、式典に花を添えた。引き続き、奥村会長が勤続20年以上の従業員に表彰状と記念品を手渡し、功績を称えた。その後、祝賀会も開かれ、社員が和やかに歓談するなど親睦を深めた。
 OKUTAKE GROUPは、1968年に奥武組として創業したのが始まり。現在は足場・鉄骨・土木の各工事を主業務とする奥武建設工業(福井市大東)、総合建設・リニューアルなどを行う高洋建設(福井市高木)、クレーン・運送・重量物搬入・据付などを主に展開するオクタケ(福井市下河北町)の3社で構成される。奥武建設工業は嶺北エリアで唯一のHySPEED工法の施工代理店として、セメントなどの固結材を一切使わずに砕石という天然素材だけを利用して軟弱地盤を改良する工法に取り組むほか、オクタケは業界の担い手不足対策の一環でトラ柄のクレーンを現場に投入し注目を集める。

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