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北陸工業新聞社
2018/03/28

【富山】元請総計で17%増、747億円/県建設業協会の会員受注動向/第3四半期は44%増 

 富山県建設業協会は、会員受注調査結果をまとめた。
 17年度第3四半期(4〜12月)までの土木・建築の元請受注高総計は、前年同期と比べ109億円(17%)増の747億円となった。
 公共・民間別では、公共が33億円(9%)の増、民間が77億円(28%)の増加と順調に推移している。
 調査結果は、同協会の会員100社の受注調査を基にまとめた。
 第3四半期(10〜12月)における土木・建築の元請受注高総計は197億円で、前年同期比61億円(44%)の増。
 地区別受注状況を見ると、東部地区は公共39億円(17%減)、民間61億円(39%増)となり、地区合計では99億円と9億円(10%)の増。西部地区では公共67億円(200%増)、民間25億円(40%増)となり、地区合計では92億円と52億円(132%)の増となった。東部地区の公共以外は増加しており、特に西部地区の伸びが際立っている状況。
 土木・建築の元請県内合計は、61億円(47%)の増。内訳は公共37億円(54%)増、民間24億円(39%)増で、公共・民間ともに増加した。
 土木・建築別では、土木の元請受注高総計が80億円で、12億円(17%)の増となった。このうち、公共が71億円で13億円(24%)の増、民間は9億円で2億円(15%)の減少。
 また、建築の元請受注高総計は117億円で、昨年同期比49億円(71%)の増。このうち、公共は39億円で25億円(180%)の増、民間が78億円で24億円(43%)の増で推移している。
 今四半期は、一部の地区で減少したものの、公共・民間工事とともに、全体では前年同期を上回った。

hokuriku