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建設経済新聞社
2018/03/29

【京都】第2次防災対策総点検委 門川市長に報告書を提出

 京都市第2次防災対策総点検委員会の土岐憲三委員長(立命館大学衣笠総合研究機構教授)は28日、委員会の意見を報告書としてまとめ、門川大作市長に提出した。門川市長は技術者不足の問題などに触れた後、「全力を挙げて取り組みたい」と述べた。
 防災対策推進方針における推進項目は、▽国有地や民有地の活用等も含め、オープンスペース確保のための方策の検討▽「まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業」の推進▽防災活動拠点施設、要配慮者利用施設、不特定多数利用施設における計画的な耐震化の推進▽市役所本庁舎の建替え等の着実な実施▽大地震等で市役所本庁舎が使用できなくなった場合に庁舎機能を移転する場所等に関する具体的な更なる検討▽「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム」に基づく耐震補強、老朽化修繕の着実な推進▽防災施設としての位置付けを明確化した公園の新設及び再整備の推進▽公園内の防災設備の整備促進▽防火水槽の不足している地域における公園内設置等の推進▽下水道施設整備と連携した効率的・効果的な河川改修の推進▽雨水調整池など雨水流出抑制対策の推進▽排水機場の長寿命化計画策定等による円滑な整備・更新の推進▽的確な復旧要請をするためのライフライン復旧の優先順位の検討▽上水道の老朽化した施設・配水管路の更新等による耐震化の促進−など。