全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　ＪＡ新潟中央会、ＪＡ新潟厚生連らＪＡグループの合同臨時総会が２９日、新潟市中央区のＪＡ新潟ビルで開かれ、各団体の１８年度事業計画や、厚生連の第９次中期経営計画（１８−２０年度）などを承認した。
　中期経営計画で示された施設別事業計画によると、まず村上総合病院（村上市）の移転新築事業に３カ年で総額１２７億９０２５万円を投じる。内訳は、土地・建物が９９億５４００万円、器械備品が２２億３２６５万円、車両・無形固定資産が６億３６０万円。土地・建物の年度別内訳は、１８年度が２１億２０００万円、４９億２２００万円、２０年度が２９億１２００万円となる。秋の着工、２０年１０月の開院を目指す。
　この他、長岡中央綜合病院（長岡市）の集中治療室（ＨＣＵ）整備と放射線治療棟の増築に着手する。事業費はＨＣＵ改修工事が１億５９６５万円（１８年度）、放射線治療棟増築工事が７億５３２１万２０００円（１８−１９年度）。また、瀬波病院（村上市）の耐震化工事には、１８年度に１３５０万円、１９年度に１億５４００万円、２０年度に２億３５００万円を見込んでいる。老朽化が進む中条第二病院（十日町市）の整備については、あらゆる可能性に向けて引き続き検討を進めるとして関連事業費は盛り込まれなかった。
　１８年度の施設整備計画（１０００万円以上、器械備品除く）は次のとおり。
▽長岡中央綜合病院
・放射線治療棟増築工事　５億７４５０万７０００円
・ＨＣＵ改修工事　１億５９６５万円
▽新潟医療センター
・外来改修工事　３０００万円
▽村上総合病院
・移転新築関連事業費　２１億２０００万円
▽瀬波病院
・耐震化工事　１３５０万円
▽羽茂病院
・冷温水発生器　１６００万円