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建設経済新聞社
2018/04/13

【京都】左京の北泉通の道路整備事業 高野川西側道路拡幅など予定

 京都市は、左京区で進める北泉通の道路事業について、高野川の架橋工事を進めるとともに、高野川右岸側(西側)の道路拡幅、左岸側(東側)の川端通交差点のバリアフリー化を行う。
 都市計画道路事業北泉通(左京区一乗寺清水町(白川通))〜左京区下鴨北園町(下鴨中通)の延長2231m)のうち、今回整備の事業区間は左京区高野泉町(国道367号交差点)から左京区松ケ崎正田町(松ケ崎東通交差点)までの延長214m。標準幅員は11m〜12・5m。車道(単路部)3・00m×2、車道(国道367号交差点部)3・00m×1及び4・50m×1、車道(終点交差点部)3・00m×2、路肩0・50m×2(両側)、歩道2・00m×2(両側)。
 主な整備内容は、高野川への架橋(橋長約48m。公成建設の施工で工事中)、右岸側の道路拡幅(約120mの区間にわたって道路を南側に拡幅)、左岸側の国道367号(川端通)交差点のバリアフリー化(歩道のセミフラット化、北東隅切部の道路拡幅)。
 北泉通と国道367号(川端通)との交差点においては複合車線化及び車道のコンパクト化(歩行者の滞留空間の確保)を行う。
 橋梁を含む未整備区間214mの整備により、高野川から西側に位置し災害時に防災拠点となる左京区総合庁舎への交通アクセスの向上を図る。未整備区間の事業完了で北泉通の全区間が完了する。
 事業期間は(24年7月から)33年3月31日までを予定。
 事業費は12億5000万円を見込む。これまでに約7億円を投入。30年度以降は約5億5000万円(街路築造費3億5500万円、用地補償費、その他)を充てる予定。