トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2018/04/17

【徳島】徳島市 矢三西住宅 基本設計を第1四半期

 徳島市は、市営矢三西住宅の建て替えに向け、本年度に基本設計などの業務を進める考え。順調なら第1四半期中の業務外注を予定している。
 前年度に実施した基本計画を踏まえ、建て替えることにした。計画戸数については、周辺の市営住宅を統廃合する形での整備を考えており、既存の戸数(28戸)よりある程度住戸は増加するもよう(最終的な戸数は調整中)。また、敷地を有効活用するため、住棟を中高層化させ、1棟の建物としての整備を検討している。
 基本計画は創和建築設計(徳島市)が担当。計画の詳細は明らかにされていないが、業務では、建て替え目標の設定や計画戸数、住戸形態の設定の他、駐車場や集会所、児童遊園、緑地、植栽の配置計画、住戸のプランニング、設備計画の方針などを求めていた。
 事業は、北矢三町3丁目地内の敷地約5000平方bにある市営住宅について、老朽化・耐震化対策などで建て替えを図る。既存は木造平屋10戸(2戸1棟タイプ)とブロック造平屋18戸(長屋タイプ)の計28戸。1960年に整備された。
 所管は住宅課。順調なら本年度は基本設計の他、地質調査を予定。当初予算には委託料4320万円を確保している。2019年度以降に実施設計、整備を図る。市は21年度末までに公営住宅の耐震化率を95%に高める方針を掲げており、これに向けた事業推進が図られる見通しだ。

提供:建通新聞社