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北陸工業新聞社
2018/04/23

【石川】「地域の期待を真摯に」/清水建設北陸支店執行役員支店長齊藤武文氏が抱負/土木部門で4週6閉所100%へ 

齊藤武文氏
 「歴史ある支店で土木系出身として初めての支店長。大変、光栄であり、ものづくりへの信頼回復をはじめ、コンプライアンスの遵守、働き方改革と安全管理にしっかりと取り組んでいきたい」―。20日、就任の抱負を語った清水建設北陸支店(金沢市)の齊藤武文執行役員支店長。新たな建設業の構築に意欲を示した。

 建設業界にとって喫緊の課題である働き方改革には「業界として今が最後のチャンス。若手の担い手、技能労働者がいなくなるかも知れないという危機感の中、若者のニーズとしてしっかりと取り組みたい」と強調する。
 今年度、同社では土木部門の4週6閉所100%を目標に掲げている。「日建連の目標を1年前倒しする形だが、まずは公共工事がある土木部門からということで、発注者に関わらず、ハードルは高いが達成したい」との認識を示す。
 北陸新幹線が開業して3年。現在の北陸のマーケットをどう見ているのか。「石川、富山、福井は景気も上り調子にあり、新潟も悪くない。北陸の地域特性として新幹線に関係なく、機械や化学、薬品などものづくりがしっかりしており、当社の顧客も安定している。今後、新たな投資も出てくる。しっかりと要望を捉え、受注していきたい」とみる。
 土木畑として新潟を除く3県で経験を重ねた。「金沢駅の地下化や小松駅連続立体交差、福井駅前駐車場などがあるが、30代で現場代理人を務めた能越自動車道の高架橋工事が忘れられない。コミュニケーションの大切さを学んだ」という。
 座右の銘は臨済宗・臨済の『随所作主 立処皆真』。「常に主体的であれば、どんなに辛い場所でも最高の環境が生まれる」とまさに自身の体験談そのもの。歴代、ほとんどの支店長が建築系出身の中、異例の土木系だが、「(建築、土木で)区別する必要はない。勝手知ったるこの北陸で地域の期待にしっかりと応えていきたい」と意欲をみせる。
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 さいとう・たけふみ 1962年生まれ、富山県出身。金大大学院工学研究科土木工学専攻修了。88年、清水建設入社。北陸支店営業部長、同支店副支店長、土木総本部土木企画室副室長を経て、4月から執行役員北陸支店長。

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