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北陸工業新聞社
2018/04/25

【福井】会員連携強め攻守に意欲/福井県測量設計業協会中西氏が新会長/第96回総会開く 

 福井県測量設計業協会の第96回通常総会は23日開かれ、任期満了に伴う役員改選では新会長に中西誠一郎氏(55 帝国コンサルタント代表)を選任したほか、17年度事業報告・決算および18年度事業計画・予算などを慎重審議し、提出議案をすべて原案通り了承した。
 中西新会長は会員推薦をうけ新理事の互選で就任。副会長は毛利茂則氏(ジビル調査設計代表)、専務理事は吉田直人氏(第一コンサル代表)の新体制が固まった(新役員挨拶)。また監事には橋本憲治氏と宇野和典氏を選任した。
 6期12年間会長を務めた若林喜久男氏(サンワコン代表)は総会冒頭あいさつし、ドローンなど各種測量機の目覚ましい発達などにふれ「ますます業界のボーダーレス化が進展するなか協会(会員企業)として攻めるにしても守るにしても従来の延長線上ではなく、考え方を変えて臨んでほしい」とエールを送った。
 17年度は総務企画、広報、経済、技術の各委員会で活発に事業展開し、特に6月3日の測量の日関連では福井駅前の電光掲示板で記念日のアピール活動に努め、10月は地図教室を鯖江市河和田小学校で開催し、11月は越前市北日野小学校で開催した。広報活動では9月27、29日の建設技術フェアに出展し、機関誌「福測協2018」を発刊し正月に配布。地域貢献では5月と1月に技術士の資格取得へセミナーを開催し、8月は測量技術を専門に取り上げた福井市職員の研修会講習を市から委託され、SD学院で実施するなどした。
 18年度も技術と会員の資質向上を目指し各委員会で継続した諸事業を展開。協会全般では全測連や近畿地区協議会、北陸地区協議会と連携し、災害時緊急支援事業などを推進。専門部会では建コン部会の活動を支援し地質、補償部会の創設準備として課題整理や組織の具体化を図る方針。

新役員(敬称略)
会長   中西誠一郎 帝国コンサルタント
副会長  毛利茂則  ジビル調査設計
専務理事 吉田直人  第一コンサル
理事   芝田清邦  京福コンサルタント
若林喜久男 サンワコン
高岡昌和  丸一調査設計
林原繁樹  九頭龍測量

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