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建設新聞社(長崎)
2018/05/01

【長崎】九州の土木専攻大学生がツナガルドボク設立

九州から全国・世界へ
土木技術者と交流深め『授業では学べない』こともツナガルドボク HPトップページ


 九州の大学生がドボク≠フ下に―。土木を専攻する九州の大学生で組織する『ツナガルドボク』が発足した。今月11日にホームページ(https://0627sasa.wixsite.com/tunagarudoboku)を開設し、情報発信とメンバーの募集を開始。5月3日には福岡市内で初の交流イベントを開催予定だ。
 代表を務める福岡大学4年の鳥越瑠奈さんは「土木の魅力を伝える役割を学生が担えないか」「土木を学ぶ学生とつながりたい」との思いを抱えていたという。その思いを形にしたのが、土木技術・技術者の重要性・魅力を広く伝えることなどを目指す『(一社)ツタワルドボク』の活動に参加していた福岡大学大学院の大塚柚人さんと九州産業大学4年の佐々木隆成さんだ。佐々木さんは「建設を専攻しているのに、どういう事をするのか分かっていない学生が多く、まずは、学生が学生を変えることができたら面白いと思った」とも。
 会の目的は、「ツタワルドボクさんの学生ヴァージョンとして学生時代から業界をよく知ること∞知る機会を作ること∞同年代間のツナガリを作ること=v(大塚さん)。さらに大塚さんは、土木を専攻する学生をCivil Engineering Egg≠ニ名付け、「学生・社会人・学校・企業などの枠を超えて『授業では学べない』『会社ではこんなことしない』といった貴重な経験、ツナガリ、新しい考え・価値観などの創出を目指します」と今後の取り組みのイメージを語ってくれた。主要メンバー(左から大塚さん、鳥越さん、佐々木さん).

 現在、地方創生の一環として宮崎県西米良村で行われた『九州まちづくりプロジェクト』に参加した学生(8大学27人)らにSNSなどを通じて参加を呼び掛けている。今後3年のうちに九州各県に支部の設置を目指すなど、九州全体で活動を展開した上で「全国、さらには世界にも活動の場を広げたい」(大塚さん)と目標は高い まずは、土木を専攻する学生と土木技術者との交流会を実施。引き続きドボク×女子会≠フ開催や、プロモーションビデオの作成による団体活動の広報などに取り組む計画だ。

ksrogo