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建通新聞社(中部)
2018/05/02

【愛知】名市上下水 丸の内2地区管路の設計着手

 名古屋市上下水道局は、中区丸の内2丁目地区を中心とするエリアの下水道管老朽化対策に伴う雨水再整備で、伏見通の丸の内オフランプ付近の街区ブロックを対象とする実施設計に着手する。11月上旬までに設計成果を得て工事発注に備える方針だ。同地区の整備では、今回設計箇所の東側に隣接する街区ブロックの実施設計も2018年度内の委託を目指す考え。
 実施設計に着手した街区ブロックは、西側が堀川沿いの木挽町通、北側を外堀通り、東側を本町通、南側を魚ノ棚通に囲まれたエリア。敷設後から50年以上経過した下水道管のうち、既設管で計画流量が確保できる下水道管は管更生、確保できない場合は増径して改築する。既設管のうち、改築・管更生の対象は管径230〜680_。増径の場合は、管径700〜800_の下水道管を敷設する計画。街区ブロック内の下水道管改築・管更生は延長3・5`を見込み、改築・管更生別の敷設延長は実施設計の中で最終決定する方針。設計は新日本設計名古屋事務所(名古屋市中区)が担当する。納期は11月5日。
 18年度内の設計委託を目指す東側の街区ブロックは、西側を本町通、東側を久屋大通、北側は外堀通、南側は魚ノ棚通に囲まれるブロック。隣接ブロックと同様の方針で改築・管更生の対象下水道管の設計をまとめる考え。
 中区丸の内2丁目地区を中心とするエリアの雨水管再整備は、全体面積約73・5fを4ブロックに分けて事業を展開。今回実施設計に着手したブロックの南側ブロックから工事を開始している。残るブロックは19年度にも設計を委託する見込み。20年度末までに再整備を完了させる計画。

提供:建通新聞社