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建通新聞社(中部)
2018/05/01

【岐阜】国交省岐阜国道事務所の2018年度事業概要

 国土交通省岐阜国道事務所は、2018年度当初の事業概要を明らかにした。東海環状自動車道、一般改築7カ所、交通安全6カ所、電線共同溝1カ所の事業を計画しており、工事関係費のみの事業費は前年度に比べて8%減の338億5400万円となった。
 事業ごとの予算を見ると、高規格幹線道路の国道475号東海環状自動車道が325億1900万円、一般改築が5億4000万円、交通安全が6億4500万円、電線共同溝が1億5000万円となっている。
 各事業の内訳は、東海環状自動車道関係が、土岐〜関間に1000万円、関〜養老間に313億0400万円。養老〜北勢間に12億0500万円を投入する。
 一般改築では、国道21号岐大バイパス(BP)の岐阜市〜大垣市間に2000万円を付け、茜部本郷〜穂積大橋間の立体化に向けた検討を行う。関ケ原BPの垂井町〜関ケ原町間に1000万円を付け、開通済み区間と現道の調査を実施。国道41号美濃加茂BPの美濃加茂市〜川辺町間に1000万円を付け、交通状況を調査して完成形に向けた検討を行う。上麻生防災の七宗町〜白川町間に8000万円を付け、測量や設計、関係機関との協議を推進する。国道156号岐阜東BPの岐南町〜関市間に3億円を付け、山田交差点改良の用地取得や工事、未開通区間の調査設計を実施する。大和改良の郡上市内に1億1000万円を付け、橋梁上部工を行う。国道258号大桑道路の大垣市〜海津市間に1000万円を付け、歩道整備や4車線化の検討を推進する。
 交通安全の分野では、国道21号関連が各務原市の各務原地区交差点改良に6600万円。大垣市の大垣楽田地区交差点改良に3000万円、大垣河間地区交差点改良に3000万円。垂井町の杁之宮交差点改良に1億9500万円。国道156号は美濃市の下松森交差点改良に900万円、郡上市の為真歩道整備に3億1500万円となっている。
 電線共同溝は、国道258号の大垣市内の大垣電線共同溝に1億5000万円を付けている。

提供:建通新聞社(2018/05/01)