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建通新聞社四国
2018/05/08

【高知】中央西越知 伊野仁淀線橋梁詳細設計を外注

 高知県中央西土木事務所越知事務所は、越知町黒瀬〜片岡の伊野仁淀線にバイパスを新設するため、2018年度は仁淀川に架かる2橋梁のうち1橋梁の詳細設計を外注する。現段階では下流側(いの町側)の可能性が高い。19年度以降は2橋梁間の用地取得や測量などを進め、上流側の橋梁の詳細設計は20年度以降に外注、早期の工事発注に備える。
 バイパスの延長は860b。うち、仁淀川下流側に架ける橋梁は橋長180b、上流側に架ける橋梁は橋長240b。道路規格3種4級の2車線道路で、歩道は設置しない。17年度には、下流側橋梁の予備設計をアンプル(いの町)、上流側橋梁の予備設計を四電技術コンサルタント高知支店(高知市)がそれぞれ担当した。
 越知町の仁淀川沿いでは、4月22日にスノーピーク監修のキャンプ場がオープンし、宮の前公園にも来年4月オープンを目指しキャンプ場が整備される。しかし、いの町方面からこれらのキャンプ場にアクセスする同線には、道幅が狭く急カーブや落石危険箇所が残っている。このうち黒瀬〜片岡地区では、現道拡幅が難しいためバイパス新設を計画。またバイパスの前後も未改良区間があり、下流の黒瀬地区での現道拡幅工事も順次進める予定。

提供:建通新聞社