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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/05/09

【茨城】新規に牛久土浦BPV期/常総国道の18年度事業

 国土交通省常総国道事務所は2018年度の事業概要をまとめた。事業費は118億8100万円(諸費等を除く)。東関東自動車道水戸線(潮来〜鉾田間)には82億7800万円を計上し、道路設計、改良工、函渠工等を推進する。国道6号牛久土浦バイパスでは、新たにV期区間を事業化し、路線測量、地質調査を実施する。同バイパス、同バイパス2期では改良などを推進する。
 18年度の事業概要は次のとおり。
 【東関東自動車道水戸線(潮来〜鉾田)】
 東関道水戸線の潮来〜鉾田(潮来市延方〜鉾田市飯名、L30・9q)の全体事業費は710億円。常総国道事務所の18年度事業費は82億7800万円(そのほかに常陸河川国道事務所の5億1000万円がある)。調査設計、埋蔵文化財調査、用地買収、函渠工、改良工、跨道橋工等を実施する。
 年度当初の発注計画によると、「H30東関道川尾地区函渠工事」(掘削工5万4000立方m、盛土工1万8000立方m、函渠工1基ほか、工事注規模15億円から30億円未満、潮来市川尾)などを順次、発注する。
 関東地方整備局が県に通知した直轄事業計画によると、18年度事業費の内訳は工事費50億8000万円、測量設計費5億6690万円、用地費および補償費31億4100万円。進捗率は18年3月末時点で用地が約86%、事業が約50%。
 【圏央道】
 坂東IC〜つくば中央IC、稲敷IC〜大栄JCTで環境整備を推進する。18年度事業費は3億5400万円。
 【国道6号牛久土浦バイパス】
 牛久市遠山町(現道)〜牛久市城中町(都市計画道路城中田宮線)の約1・3qでは、環境調査、埋蔵文化財調査、用地買収、改良工、根古屋川橋下部工、根古屋川橋上部工を実施する。
 関東整備局が県に通知した事業計画によると、18年度事業費は11億900万円。内訳は工事費7億8400万円、測量設計費3080万円、用地費および補償費2億9200万円等。
 【国道6号牛久土浦バイパス(U期)】
 つくば市高崎〜西大井(約1・9q)、土浦市中村西根〜中(約2・7q)で、調査設計や用地買収を推進し、改良・橋梁下部工に着手する。
 関東整備局が県に通知した事業計画によると、18年度事業費は20億9000万円。内訳は工事費10億8200万円、測量設計費3億8870万円、用地費および補償費6億1500万円など。
 【国道6号牛久土浦バイパス(V期)】
 V期は18年度に新規事業化。起点は、同バイパスの終点でもある牛久市城中町の城中田宮線との交差部。終点は、同バイパス(U期)の起点でもあるつくば市高崎の県道谷田部牛久線との交差部。延長は5・5q(4車線)。全体事業費は約380億円。
 18年度は事業費5000万円を計上し、路線測量、地質調査を実施する。