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建通新聞社
2018/05/10

【大阪】田島校区小中一貫校 事業実施妥当

大阪市は、対応方針を検討していた「田島中学校区小中一貫校校舎増築事業」について、事業実施が妥当と判断し、2019年度に工事着手する考えを明らかにした。設計業務は、建築をニュージェック(大阪市北区)、設備を施設工学研究所(〃)にそれぞれ委託し、18年度に進める。
 整備計画によると、生野南小学校と田島小学校を統合し、新たな小中一貫校を設置する。統合校舎は、田島中学校の敷地内に増築する他、同中学の既存校舎を改修して対応する方針だ。工事は19〜20年度の2カ年で実施する予定。建設事業費は総額で約11億円を見込む。
 増築校舎は、田島中敷地内の体育館や陸上150bトラックの西側に新築する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2500平方b。屋上に25b×5コースのプールを設置する。特別教室を含む20教室、給食室、エレベーターを整備する予定だ。建設地は大阪市生野区田島5ノ23ノ7。
 市では、生野区西部地域の5中学校12小学校を4中学校4小学校に再編する計画を進めている。新たな学校の配置計画で、再編中学校の対象となるのは▽勝山、鶴橋中学校区▽大池中学校区▽生野中学校区▽田島中学校区―の4カ所。