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建設経済新聞社
2018/05/11

【京都】5月市会に八条団地事業契約案 京都駅東部構想検討委設置も

 京都市は10日、17日開会の5月市会に提出する30議案を発表した。会期は31日まで。
 建設関連の主な内容をみると、市長の附属機関として京都駅東部エリアの活性化に係る構想の策定に関する事項について、市長の諮問に応じ調査及び審議するため「京都駅東部エリア活性化将来構想検討委員会」を設置するための条例一部改正案、太秦安井山ノ内地区の地区整備計画の変更に伴う建築物の高さの最高限度(新設)などのための関係条例の一部改正案、「京都市空き家等対策協議会」に専門委員及び部会を設置するための関係条例の一部改正案、2019年4月1日施行を目指し市立楽只小学校を市立紫野小学校に統合するための関係条例の一部改正案、宝が池公園運動施設フットサルコート(左京区松ケ崎)を命名権の対象とするための議案を提出する。
 契約締結案では、PFI手法(BOT方式)を採用した八条市営住宅団地再生事業実施契約(契約相手方…HIM八条住宅団地再生共同事業体(大阪市中央区)、契約金額…48億9870万4000円、契約期間…議決日から2030年10月31日まで)を提出する。同事業は南区唐橋の八条市営住宅団地の全棟を建替えるとともに、敷地の一部を有効活用し民間の住宅や施設の整備を行うもの。なおHIM八条住宅団地再生共同事業体の構成員は、樺キ谷工コーポレーション(代表事業者/設計・建設・移転支援業務担当)、且s浦ハウジング&プランニング(設計・工事監理業務担当)、潟Jノンアソシエイツ(工事監理業務担当)、樺キ谷工コミュニティ(維持管理業務担当)、名鉄不動産梶i付帯事業用地活用業務担当)。
 契約変更案では、中央卸売市場第一市場整備工事(花屋町駐車場棟新築工事)について、隣接地の採光を確保するため建物の一部を減築することなどによる請負金額の変更(22億6280万4120円→22億1107万3200円)、竣工期限の変更(2018年6月29日→2018年10月31日)、中央卸売市場第一市場整備工事(水産事務所棟等解体撤去工事)について、工事敷地に係る貸付契約の候補事業者と協議を行った結果、掘削した箇所の埋戻しを行う必要がなくなったことによる請負金額の変更(4億2139万4400円→4億1068万9440円)を行う。
 一般会計補正予算案は、子ども若者はぐくみ局関係で児童養護施設等退所者修学費支給事業300万円、教育委員会関係でSNSを活用した相談体制構築モデル事業1000万円に充てる。